透析科

腎代謝内科診療部
診療部長

依岡 孝秀
名誉院長
桑原 和則
シャント外来
野口 智永
 

人工透析を必要とする患者は高齢化社会とともに増加しております。

現在、日本全体では30万人、高知県でも2500人を超えております。糖尿病患者が増え、これが原因で透析に導入する患者が全患者の半数を占めています。糖尿病の重症化予防については行政を巻き込み取り組んでいるところではありますが、残念ながら十分な効果を上げていないのが現状です。

透析医療の進歩とともに長期透析患者も多くなり、透析歴30年と言った患者も珍しくありません。慢性維持透析は社旗復帰が原則ですが、私たち高知西病院透析室は社会復帰を支援する目的で透析日や透析時間の変更、遠隔地からの臨時透析の受け入れ、また県外透析施設への紹介等適宜行い、社会復帰が円滑に行えるよう努めております。

 受け入れ可能な患者は4シフトで約110名ですが、地域医療連携室を介して受け入れております。またこのたびの新型コロナに罹患した透析患者のため、2室の専用個室を設置しております。4人まで受け入れ可能ですが、余裕があれば他院からの患者も受け入れることにしております。

透析患者にとって必須であるシャント管理について自院で困難な 患者を受け入れられるよう「VAセンター(シャント外来)」と称して一カ月4回東京からシャントの専門医を招き、シャントの診察、 手術、PTA などを行っております。地域医療連携室を介して予約を 頂き活用いただければと考えております。

尚、来院日については毎月病院ホームページでお知らせしますが、原則として水曜日としております。第3曜日については火曜日を予定しております。

また、飛行機の都合、学会などの為曜日を突然変更することがあります。その節は事前にご連絡いたします。

<2023年1月4日更新>
   

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