2026年8月の便り
August 2026
先生も元気でね
最近、外来をしていて、心に残ることがあります。
人工関節の手術を受けていただいた患者さんには、1年おきに来院していただいています。
病状をお聞きし、レントゲンを撮影して、その結果をご説明します。
そして診察の終わりに、「また1年後にお越しください」とお伝えしています。
「来年も、かならず元気な顔を見せてくださいね」
そう声をかけると、患者さんから、
「先生も元気でね。1年後におってもらわんと困るわ」
と返していただくことがあります。
患者さんに心配していただくのは、少し照れてしまいます。
しかし、院長になってからは出張なども増え、病院を不在にすることも多くなりました。
これからも患者さんをお迎えできるよう、自分のために、高知西病院のために、
これまで以上に健康に気をつけていきたいと思います。
そして、患者さんのために。
2026年7月の便り
July 2026
ITB療法
6月某日、第1回「ギャバロン髄腔内注治療を考える会」が開かれました。
この治療法は、神経損傷による神経の緊張状態に対して、脊髄に薬液を注入し、
生活の質を改善することを目的としています。
高知県では、2009年に私が最初に治療を開始しました。
これまでに整形外科、小児科、脳外科の医師を中心に、少しずつ治療が拡がりつつあります。
会では、高知県における現在までの治療内容や、今後の展望などについて話し合いました。
患者さんの治療経過はさまざまですが、この治療で最も大事なことは、
患者さんの治療を可能な限り責任をもって継続することだと思っています。
始めたからには、最後まで。
2026年6月の便り
June 2026
父の教え
私が医師を志した理由のひとつに、父が医師であったことがあります。
ただ、父から「医者になれ」と言われたことはありません。心に残っているのは、
「なるなら覚悟を持て」という言葉でした。その言葉に背中を押されながら、
自分なりに考え、この道を選びました。
そして、「目の前の患者さんを助けたい、元気に家に帰ってもらいたい」
という思いから、整形外科を選びました。
医療が進歩した今、高齢でさまざまなご病気を抱える患者様も多く、
日々の診療の中で、人生そのものと向き合うことが増えています。
医師としての責任の重さを感じながらも、ひとりひとりに丁寧に関わることを、
これからも大切にしていきたいと思います。
2026年5月の便り
May 2026
はじめてのラジオ
先日FMはたらんどに出演してきました。地域のFM局ですので、高知県幡多地域での配信です。
ラジオに生出演するのは、はじめてでしたので緊張しました。
パーソナリティーをふくめて3人で1時間のお話をしてきました。
高知西病院の紹介をはじめ、ロコモティブシンドローム、睡眠と転倒、
そして私にとっての幡多地域の皆さんとのつながりがテーマでした。
番組中に応援メッセージもいただきました。聞いてくれてる人がいることに感激しました。
医師と患者のつながりは治療をすすめるには重要なことですが、
幡多地域の皆さんには人として迎え入れていただいていると思っています。
ありがとうございます。