
病院長 梶谷 充
病院長 就任のご挨拶
2026年4月1日付で、独立行政法人地域医療機能推進機構 高知西病院の院長を拝命いたしました。
当院は、1975年(昭和50年)5月に厚生年金高知リハビリテーション病院として、高知社会保険病院を引き継ぎ高知市神田に移転して現在にいたります。その後、2014年(平成26年)4月1日より独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)高知西病院として新たな歩みを始め、地域医療の中核としての役割を担ってまいりました。
私は1994年に当院へ研修医として当時整形外科安田舜一先生のもとに着任し、2年間関節外科の指導をうけました。その後高知を離れましたが2002年に当院へ再入職し、20年以上にわたり地域の皆さまと向き合いながら診療に携わってきました。この長い年月の中で、地域に根ざした医療の大切さ、そして当院が果たすべき使命の重さを深く実感してきました。このたび山田光俊前院長の後任として大役を仰せつかり、歴史と信頼を受け継ぎ、さらに発展させていく責務を強く感じております。
地域医療を支えるための4つの重点方針
- 地域医療・地域包括ケアの要として、超高齢社会における多様なニーズに応え、地域住民の生活を支えます。
高齢化の進行に伴い、老老介護や独居高齢者の増加など、地域が抱える課題は複雑化しています。当院は医療と生活をつなぐ役割を果たし、地域全体で支え合う仕組みづくりに積極的に取り組みます。 - 地域医療の課題解決と情報発信を通じ、全国的な地域医療・介護の向上に貢献します。
当院で得られた知見や取り組みを広く共有し、地域医療の質向上に寄与してまいります。 - 地域医療・地域包括ケアを担う人材を育成し、地域住民への情報発信を強化します。
医療者が誇りを持って働ける環境を整え、次世代を担う人材育成にも力を注ぎます。また、住民の皆さまに必要な情報をわかりやすく届ける取り組みを進めます。 - 独立行政法人として、社会的説明責任を果たし、透明性の高い、財政的に自立した運営を行います。
公的医療機関としての責務を果たし、持続可能な病院運営を実現してまいります。
患者さまから「先生と話するだけで元気になったわ」と言っていただいたことがあります。医療者としてこれほど嬉しい言葉はありません。医療の提供とともに、患者さまが心の豊かさを取り戻せるような関わりを大切にしたいと考えています。当院が、病気だけでなく心にも寄り添える病院であり続けることを願っています。
今後とも、温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2026年4月
独立行政法人地域医療機能推進機構 高知西病院
院長 梶谷 充